あけましておめでとうございます。
昨年末のこと。
街がクリスマスムード漂う12月21日の夜、少しアルコールが入って気分良く飲食店の階段を下りていた時、足を踏み外しズダダダダッ……と落ち、激しい尻もちをついた。
あまりの衝撃と尻の痛みに、一瞬、目の前が暗くなり、辛うじて立ち上がった時は息も出来なかったほどだ。
その後、なんとかタクシーで帰宅したものの、翌朝はベッドから起き上がるのも困難で、とにかく尻に激痛が走る。
歩くのも辛く、家のトイレに行くのでさえ、一歩進んでは休み、また一歩進んでは休み……と時間がかかりイライラする始末。
便座に座るのも立ち上がるのも、飛び上がりたくなるような痛みが伴う。
この痛みはただ事じゃないと思うも、連休中のため近くの病院は開いていなく、やっと診てもらえたのは24日のクリスマスイブだった。
病院では当初「腫れていないから大丈夫」と先生に言われ、ホッとしていたのだが、いざレントゲンを撮って見てみると、仙骨が割れていた。
先生の「これ、割れてるね~」という軽快な一言が、私がイブに貰った唯一のクリスマスプレゼントとなった。
などと、自虐的になっている場合ではないが、(痛めたのが21日とはいえ)イブにこんな事になるなんて……と落ち込んだのは言うまでもない。
ま、イブに仕事以外の予定は何も無かったけれども(お陰でとっとと帰宅して安静にしていた)。
とりあえず、病院から腰用のベルトと湿布薬と鎮痛剤を出してもらい、年末年始を乗り切ることになったのだが、これがまた、鎮痛剤が効かないったら、もう!
朝晩と鎮痛剤を服用するも、その激痛っぷりは半端なく、歩く、座る、寝る、靴を履く、何をやっても痛くて、久しぶりに涙が出た。
特に靴を履く時に中腰になると激痛が走り、なんとも言えない呻き声(文字にすると「ぅんごっ、うぐぉぉぅぅぅ……」といった獣な感じ)を発してしまうのも、情けなくて涙が出た。
そして「何故あの時、もっと慎重に階段を下りなかったのか」と自分を責め、また涙。
ホント、痛みに弱いし、泣き過ぎだ自分。
明けて新年。
だいぶ痛みも和らいで、以前の生活に戻りつつある。
が、今回の一件でほとほと懲り、今は階段を利用する際、慎重過ぎるほど慎重になっている。
急な階段や雨で濡れた階段には細心の注意を払い、どんなに急いでいても慌てて下りない上らない、手摺りがあれば利用して……といった具合。
だって、また痛みと後悔で泣くのは嫌だもの。
そんなワケで2014年は「階段は慎重に」というスタートになったが、日々の生活まで慎重になり過ぎないよう、マイペースにズンズン♪と進んで行きたいと思う。
さて、どんな一年になることやら(痛みとは無縁でありたい)。
兎にも角にもみなさま、本年もニコビともどもアラフォー劇場をよろしくお願いいたしますん♪
2014年1月13日
ビールと焼きそばをこよなく愛す、アラフォー独女。特技は思ったことがすぐ顔に出る。恋愛はご無沙汰。日々の些細な出来事に幸せを感じながら、なんとか、前向いて生きてます。