子供の頃からベーコンが大好きでした。
ジューシーな脂、燻した香ばしい香り。
西洋の鰹節と言われるだけあって普段のお惣菜だって、ベーコンを少し入れるだけで旨味が濃くなります。
そして、母親になった今、やっぱり娘もベーコンが好きです。
ただお肉の加工品は添加物が気になりますよね。
それならお家で作るが一番安心!
フライパン燻製やら色々試し、今はオーブンで作る方法に落ち着いています。
言うなれば、ベーコン風ローストポークという方が正しいかもしれません。
しかし、味はベーコンそのもの、しかもラクちん!
基本的にオーブンに任せておくだけのレシピです。
では、さっそく作り方をご紹介します。
その後オールスパイス、胡椒をまぶす。
あればタイムやローリエなどハーブを載せても良い。
アルミホイルの土手を作り茶葉が撒いてあるアルミホイルの上に載せる。(茶葉に直接豚肉の身がくっつかないようにするため)
その後、オーブン庫内に粗熱が取れるまで放置。
冷めてから、冷蔵庫に移し保存(5日ほど保存可)。
長期保存の場合は調理しやすい大きさに切り分け、冷凍保存。
※2のルクルーゼを使うのは片付けを楽にするため。オーブン、耐熱皿、鍋でも可。
※茶葉は基本的に余っているものでOK。燻製している茶葉「ラブサンスーチョン」やアップルティーなどのフレーバーティーもおすすめ!
工程だけ読むと、面倒と思われるかもしれませんが慣れると下味を付ける作業も5分もかかりません。
切り口はうっすらピンクですが、火は通っているのでご安心を!
くれぐれも焼けてもすぐ切らないで。
肉汁が断面からこぼれてしまうので、そのままオーブンで落ち着かせて下さい。
アルミホイルを使うのでオーブンや耐熱皿が脂でぎとぎとにならないので、洗い物の面でも気軽です。
なにより、自家製のベーコンがあるというだけで、献立作りの安心感が違います。
そのまま召し上がるときは少し炙り、粒マスタードをたっぷり付けてどうぞ!
口いっぱいに豚の滋味が広がりますよ!
2014年8月12日
photo by 今井 裕治
神戸市生まれ。世田谷区内で料理教室「nanamidori」を主宰。歳時記を大切にしたおもてなし、旬の味覚、ナチュラルな素材を使い簡単で彩りを意識したお料理を日々研究。自宅でギャザリングパーティを行い、色んな人と美味しい食べ物、時間を共有するのが週末の楽しみ。