みなさま、こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますね…。
私は風邪を引かないぞ!と気合いを入れるも、風邪予防対策に疲れて来ております。
手も洗いすぎてカスカスの肌に…。
こんな寒い時は、ぽかぽかと体を温める生姜が大活躍!
今回は冬に重宝する「りんごジンジャーシロップ」をご紹介いたします。
1. りんごは皮を剥き芯を取り6等分にし、1cm程度に薄切りにする。生姜は皮のまま薄切りにし、鍋に入れる。
2.「1」にざく切りにして種を取ったレモンを絞り入れ、絞った後の皮も入れ、砂糖、シナモンスティックを入れ、混ぜ合わせる。
3. 水分が浮いてきた「2」に水2カップほど入れ、火にかけ沸騰したら、りんごがひたひたになる程度の水を足す。灰汁をとったら蓋をし、弱火で30分ほど煮る。焦げ付かないよう、時々かきまぜる。
4. 味見をし、りんごの風味が薄いようであれば、もう10分程度煮る。最後に、砂糖とレモン(分量外)で味を微調整し、熱湯消毒した瓶に移し完成。
冷蔵庫に保管、保存状態にもよりますが、2週間程度で飲みきってください。
このシロップをビールに入れると本当に美味しいんですよ~!!
よりフルーティなシャンディガフのような味わいです。
ワインにもウイスキーソーダにも、とても合います。
このシロップを使った簡単カクテルは女性に大好評!
みんなでワイワイと実験気分で色んなお酒に試すのも楽しいものです。
もちろん、紅茶やお湯で割ってもぽかぽか体の中から温まりますよ。
スパイスもお好みで。
シナモンだけでなく、クローブやアニス、ブラックペッパーを入れてもスパイシーで美味しいです。
煮たリンゴはそのまま食べても、お菓子作りに使っても美味しいです。
私のお気に入りは、シロップを使い切ったらシナモンスティックとレモンを抜き、残りのリンゴと生姜をミキサーやフードプロセッサーでペースト状にします。
このペーストを使って、お醤油やみりんなど混ぜたら、生姜焼き、カレー、焼き肉の自家製たれの隠し味に使えます。
また、このペーストからもリンゴと生姜のエキスが出るので、茶こしのあるポットに大さじ2杯ほど入れて、お湯を注いでも美味しいホットドリンクができますよ。
このシロップのおかげか、この冬はまだ寝込むような風邪は引いていません。
旬のものを美味しくいただき、寒い季節でも楽しい気分で過ごしたいものですね。
2014年3月1日
photo by 今井 裕治
神戸市生まれ。世田谷区内で料理教室「nanamidori」を主宰。歳時記を大切にしたおもてなし、旬の味覚、ナチュラルな素材を使い簡単で彩りを意識したお料理を日々研究。自宅でギャザリングパーティを行い、色んな人と美味しい食べ物、時間を共有するのが週末の楽しみ。