こんにちは。フェリです♪
今回はちょっと趣向を変えて、映画に出てくるハーブのおはなしをしますよ。
その映画とは、2008年に公開された「西の魔女が死んだ」という映画です。
原作は梨木香歩さんで、新潮文庫の文庫本もあります。
魔女といわれるおばあさんは、サチ・パーカーさんというアメリカの女優さんで、その娘さん役でモデルのりょうさん、その旦那さん役で大森南朋さんなどが出演されています。
主題歌は、手嶌葵さんの癒しの歌声…
フェリは、この映画が公開されていたときは、気になりつつ観ていませんでした。
でも一昨年の夏に暇つぶしで入った代官山の蔦屋さんで、たまたま目に留まって、観たかったのを思い出して、まずは本から読んでみたのでした。
読んでみると、森の中に暮らすイギリス人のおばあさんと孫のじんわり温かいおはなしで、あっというまに読み終えちゃいました。
そしてさらにDVDで映画を観てウルッとするのでした…
森の中でのおばあさんの生活にはハーブが日常に、当たり前のようにあるのでした。
お庭には、いろんなハーブがたくさん育っていて、 例えば、おばあさんのお家に来た娘と孫を迎えたときに出すお茶にもフレッシュなミントが浮かんでいたり、窓辺にかざってあるお花はカモミール。
サンドイッチを作るからと、キンレンカをつんできたり、夜のティータイムには、フレッシュなカモミールのお花を浮かべたお茶。
それから、裏山には、ワイルドストロベリーの絨毯があり、その実を二人で摘んでジャム作りをしたり、自給自足の畑では「畑のクスリ」といって、ミントとセージのお茶を虫除けに使ったり。
それからそれから、お庭のラベンダーの絨毯の上に洗ったシーツを広げて干して、夜はラベンダーとお陽さまの香りのシーツで眠る…なんて夢のような生活なんでしょう♪ と、映画の中のおばあさんにとてもとても憧れるのでした。
学校に行くことができなくなってしまった孫と、森で暮らす、まるで魔女のようなおばあさんとの一ヶ月あまりの生活。
その後のおはなしはちょっと、いや、かなりウルッときてしまいますが、ちょっとニヤッも一瞬あったり。
この映画を観ていると、自分が小学生だった頃に、おばあちゃんのお家に週末に電車で一人で泊まりに行ったことを思い出します。
いつも改札で待っていてくれて、その姿を見ると嬉しかったな〜。
それも含め、さらにウルウルッとしちゃいます。
春の日だまりのような穏やかなテンポのストーリーで、心がポッとする感じでとってもおすすめです♪
本でもDVDでもよかったら手に取ってみてくださいね♪
2014年2月28日
ハーブの妖精としてハーブの魅力を色々な人にお届けするために奮闘中。大豆ワックスとハーブでキャンドルをこつこつ作っています。ハーブに関するワークショップやミツロウや大豆ワックスを使った「人」と「地球」にやさしいキャンドルワークショップも行っています。