男の子はオトコノコらしく、女の子はオンナノコらしく。
男女の性差って、いつからつくのかしら?
ムスコとそのお友達をみていると、恐らく3歳前後なんじゃなかろうか。
そう、まさに今、ムスコは「自分がオトコノコである」ことを日々意識して生きています。
うちは男の子ひとりなので、成長につれ、戦隊モノにハマったり、可愛いって言われると怒ったり、自分のことを「おれ」って言い出したり、くっだらない下ネタに笑い転げたりしだして、「オトコノコなんだなぁ」と思ってはいました。
対照的にママ友の娘ちゃんなんかは典型的なオンナノコで、ピンクやレースが大好きで、可愛いお洋服が好きでお化粧にも興味があり、ディズニープリンセスをリスペクトしまくって、家では「プリンセス」って呼ばないと返事をしないとか、もう絵にかいたような「オンナノコ」。
女の子は、一緒に遊んでいてもすごく大人っぽいし、お世話が上手だし、言葉づかいもきれいなんだよね。
こないだね、まさにこの性差を実感して震えたことがあったんだけど。
私、アクセサリーをつくるのが趣味なんです。
学生時代は自分でwebショップをやってたくらいには作れるんですけど、今もたまに道具をひっぱり出してきて作るんです。自分で使う分だけね。
で、週末に新しいペンダントトップを作って、それを着けて仕事に行きムスコを迎えに行ったら、部屋に入ってムスコに声をかける、ほんの数秒の間に目ざとくそれを見つけた女の子が飛んできて「なにこれ、かわいいね!」と声をかけてくれたの。
そしたら、「かわいい」って単語に反応した他の女の子たちが
「なになに?」
「みせて」
「ほんとだかわいい」
「わたしもみたい」
ってわらわらと集まってきたんですよ!
もうね、男の子母としては衝撃だった。
反応してくれるんだ、こんなに見てるんだ、って。
感動して、女の子たちの可愛さにマジで震えたよ。
ムスコなんかね、私の周りに女の子が集まってきて初めて話題のペンダントトップに気付いて一言。
「なにこれ?」
ちーん。
週末作ってたやん!
あんたの目の前でつけてたやん!!
とまあ、エセ関西弁が出るくらいにはツッコミ入れたよね。
しかもさー、話題にしてくれて嬉しくて、おばちゃんつい「ありがとー、ムスコくんママ(子供たちの前ではわかりやすいように「子供の名前+ママ」で名乗る)自分で作ったんだ」って言ったの。
そしたら「すごい!」「ほんとに?」「いいなぁ」って言ってくれて!!(感涙)
いやー、女の子いいわ。
憧れますわ。
私も、娘のためにくるみボタンでヘアゴム作ったり、おそろいのワンピースつくったりして仲良くしたーい!
娘に「おかあさん、ネックレスのつくりかたおしえて?」とかおねだりされて、コットンパールのネックレスをお揃いで!つくったりとか!!
はぁはぁ…
妄想が止まらないぜ…
うう…女の子…むすめ…(熱に浮かされる)
って話を職場でしてたら上司に
「でもさー、セイノさんの娘だったら、幼少期からトランスフォーマーとかパシフィックリムとかガンダムとか見るかもよ。アクセサリーとか興味ないかもしれないじゃん(笑)」
って言われて目が覚めた。
そ、そうかも。
(念のため言っておくと、一応私も幼少期はりかちゃん人形とかシルバニアファミリーとか好きでした!)
2014年8月6日
二子玉川在住の某大学キャリアカウンセラー(JCDA認定CDA)。あらゆる世代の女性の就労支援がテーマ。二子玉川育ちの家事上手なオットとマイペースで自由人なムスコと3人で二子玉川ライフを満喫中。