二子玉川ってさ、虫が大きくない?
てかさ、超虫いない?
私、生まれ育ちは横浜なんですけど、まあ横浜も大概田舎なんですけど、でもね、さすがに家の裏でトノサマバッタに出会ったときは息を飲んだよね。
あ、これ図鑑で見たな、って。
初めて実物見たわ、でっかいな〜、って。
あとオニヤンマね。
これも初めて生で見たけど、初見で「このデカさはオニヤンマ」って断言できるくらいデカかったよね。
すぐ目をそらしたけど、あれはオニヤンマだったわ。
セミも多いよね。
この時期、外出るともうセミの合唱シャワー。
大きな木の下なんか、子供の声がかき消されるんじゃないかっつーくらいの大合唱で、鈴生りになったセミを想像して背筋が寒くなったり。
余談ですけど、それだけセミがいたら当然、抜け殻は集め放題だよね。
男児的にはセミの抜け殻とかもう宝物じゃないですか。
母親的には宝物でもなんでもねーしむしろ拾ってくんなって思いますけど、ヤツらは喜々として拾うね。
抜け殻はまだマシで、セミの死骸を集める男児とかいるからね。
バカなの?って思うけど、ヤツらは真剣そのもの。
その情熱を、ぜひ違うところに注いで欲しいと心から思います。
話を戻すけど、ちょっと前に、ベランダで山椒を育ててたの。
今はやってないんだけど、なんでやめたかって、取っても取っても毎日毎日青虫が来てモッシャモッシャモッシャモッシャ葉っぱを食べちゃうからね、諦めた。(網を買いに行く暇もないくらいのスピードで食い尽くされた)
あんまり毎日来るから、そのうち山椒育てるのやめて、青虫の観察に切り替えたよ。
立派なアゲハになるんだぞーって応援もした。
ウワサでは、二子玉川周辺でカブトムシも採れちゃったりするらしいじゃないですか。
カブトムシがいるって、相当田舎だよね?
二子玉川は、この田舎具合が魅力よね。
砧公園をはじめ緑豊かな公園が多いし、なんといってもやっぱり多摩川の自然から受ける恩恵は大きい。
一昔前、多摩川は汚くて、生活排水で泡立っていたそうですが(本当にぶくぶくと白く泡立って、泡が舞って雪みたいだったと母から聞いた)、浄化活動のおかげで自然は確実に戻っています。
都内だけど田舎。
渋谷まで15分だけど田舎。
駅前でなんでも揃うけど田舎。
この自然溢れる田舎度合いが薄くなったら、二子玉川の魅力は半減すると思うの。
だからみんなで二子玉川の自然を守って欲しいし、汚さないようにしたい。
たまがわ昆虫展(玉川高島屋S・Cのアレーナホール/西館1F)のヘラクレスオオカブト
2014年8月10日
二子玉川在住の某大学キャリアカウンセラー(JCDA認定CDA)。あらゆる世代の女性の就労支援がテーマ。二子玉川育ちの家事上手なオットとマイペースで自由人なムスコと3人で二子玉川ライフを満喫中。