二子玉川日和

魔の2歳、悪魔の3歳

「魔の2歳、悪魔の3歳」っていう表現があるらしい。

「魔の2歳児」っていうのはよく聞きますよね。

俗にいう「イヤイヤ期」のことで、海外では「テリブル・ツー(terrible two)」といって世界共通の親に課せられる試練です。

このイヤイヤは「第一次反抗期」で2歳~4歳くらいに来るらしい。

つまり、2歳でも4歳でも、この反抗期に突入すればもれなく「魔の」時期になるわけだけど、可愛い可愛い赤ちゃん期を超えて突如あらわれる悪魔っぷりのインパクトから、2歳がとくに取り上げられて「魔の2歳児」って言い方が浸透したのかな。

しかし誠に恐縮ながら、我がムスコは世間のママたちが青筋立てて奮闘する魔の2歳児期があまりなくてですね。

なーんかうちの子、手がかからなくて楽だわぁ、とか、ちょっとだけ心の中で思ってた。

思わなきゃよかった。

ムスコさんもうすぐ4歳。

今まさに遅れてきたイヤイヤ期真っ最中、いわゆる悪魔の3歳へと変貌を遂げました。

最初は「具合悪いのかな?」って思った。

でも、イヤイヤしていないときは教科書に載せたいくらい元気いっぱいの可愛いいたずら男児で、ある時気が付いたの。

あ、これ反抗期じゃんって。

そっかそっか、うちにもくるんだそういうの、って。

そりゃそうだ。

冷静に考えて、わたしだけこの時期を免れるわけがなかった。

成長の過程で、誰にでも訪れるものだった。

この反抗期、親にとっては頭を悩ませるものですが、自分と親との区別がついておのれの存在を認識し、自立をはじめた証拠なので、喜ぶべき子供の大成長です。

「自分はこうしたい」「自分でやりたい」という自我が生まれ、親のやり方に抵抗します。

さらに「うまく言えない」「うまく伝えられない」というイライラから癇癪を起すことも。

ムスコはもうすぐ4歳ということもあって、だいたいのことは言葉で伝えることができます。

なので、今の彼の主な主張は以下の2点。

  • 自分でやりたいと思ったことはぜったいに自分でやりたい
  • 自分の思うシナリオ通りに事を進めたい

もうとにかくすべてを自分の思うようにやりたいので、ムスコに確認せずこちらの都合で動くことは些細なことでも避けなければいけません。

なんせ「食べたヨーグルトのフタを自分で捨てたかった」って理由で泣き叫びますからね。

さらに面倒なのが「ムスコの思うシナリオ通りの展開」。

これ、場面展開だけでなくセリフも決まっているので、いちいち確かめなきゃいけない。

「ムスコくんが〇〇っていうから、おかあさん△△っていってね」って先に指定されます。

そしてその通りセリフを読む、と。

うーん面倒。

働いてると朝って忙しいじゃないですか。

ただでさえ時間なくて「急いで着替えて!歯磨きして!!」って叫んでるそばから

「はだかになっておふとんにはいりたいからこないで」

「じぶんでおきがえするからみないで」

「ムスコくんがこっちでじぶんではみがきするから、おかあさんそっちのへやでしあげのうた(仕上げ磨きをするための歌)うたって」

とか言う。

「イヤイヤ期に怒ってはいけません」って言うじゃん。

特にこのケース、急ぎたいのは親の都合で、子供悪くないじゃん。

だからよりいっそう、怒るなんて不毛なわけだけど、まあ怒るよね。

ここで菩薩のような笑みをたたえて怒らず待つ、とか、わたしはできない。

急げっつってんだろ~!とイライラしながら仕上げ磨きの歌を楽しげに歌うなんて、そんな器用なことできません。

頑張ってイライラしながら歌ったのに「もっとたのしくうたって」とか言われたらキレますわ。

楽しくなんて歌えるかー!ていうか、

はやくしろーーーーーーーー!!!ってなります。

そして案の定、ムスコはギャン泣き。

ここで気を取り直してムスコに向き合い、彼の気持ちに沿ってあげられればいいんだろうけど、たいていは「いい加減にしなさーい!」という定番のカミナリを落としてしまう。

ああ、なんと不毛なことよ。

不毛っつーか、わたしもムスコも不幸よね。

イヤイヤ期の対処法は、もういろんな人がさんざん説いていて言わずもがななので書きませんが。

それに加えて、我が家ではこんな風に対処しようと思っています。

楽しむ

先日ね、ムスコが朝から「シャツをどうしても前後逆に着たい」という謎のこだわりを見せたんですけど。

逆だよ!と訂正するのも面倒だったんで、前後逆でも誰も困らないし、むしろ「そうきたか!」「その発想、斬新~!」ていう具合にテンション高めに肯定したら、ムスコさんご機嫌になった。

してはいけないことや危ないことでなければ、もう好きにやらせてこっちも楽しめばいいんだな、成長記録にでもつけておいて、思春期に見せて悶絶させてやろう、くらいに思うことにしました。

こっちもイヤイヤする

どうにもならないイヤイヤ、例えば「ほいくえんのおむかえ、おかあさんじゃなくてばぁばがよかった」などの対処のしようがないイヤイヤに関しては、こっちも全力でイヤイヤするとけっこうびっくりするみたい。

「ばぁばがいいなんてムスコくんひどい!おかあさん悲しいよぉ、うわーん!!」ってやったら驚いたみたいで、そっとわたしを抱きしめながら「だいじょうぶだよ、ムスコくんがまもるからね」(意味不明)と言われて丸く収まりました。

保育園という場所柄控えめにやりましたが、家ではガチ泣きする勢いで演技します。

とまあ、なんとかかんとか、こんな感じで遅くきた反抗期を乗り切りたいなと。

「魔」であるのは親の都合にとってであって、子供が悪魔になるわけじゃない。

すくすくと伸びてきた自立の芽を、親が摘んではダメなのよね。

って、分かってるけどさ!!!

2014年12月4日

カテゴリTOPこれまでのコラム


セイノレイコ

セイノレイコ

二子玉川在住の某大学キャリアカウンセラー(JCDA認定CDA)。あらゆる世代の女性の就労支援がテーマ。二子玉川育ちの家事上手なオットとマイペースで自由人なムスコと3人で二子玉川ライフを満喫中。

ニコビのfacebookページ
  • 格安ホームページ制作のダッシュパック
  • ニコビマガジン
  • ニコビの広場
  • 東京の天気予報

  • ニコビ・ダイエット・クラブ
  • おしゃれスナップ
  • きのこグレイス先生の12星座とルーン文字で占う消しゴムはんこ占い
  • みんなの広場
  • 紀伊國屋書店 玉川高島屋店 ランキング
  • TSUTAYA 二子玉川駅前店 ランキング
  • ニコビのレシピリスト
  • ルンルンレシピ(あなたのレシピ待ってます)
ニコビ編集部のTwitter
ニコビ編集部のfacebook
  • みんなの写真
  • みんなのコラム
  • ニコスト
  • 二子玉川ぶらぶらマップ
  • 執筆陣プロフィール
  • 広告掲載のご案内
  • 広告掲載のご案内
ページトップの先頭へ