ファミリーのまち、二子玉川。
休日になると、小さい子ども連れのシャレオツな家族連れでいっぱいになるまち、二子玉川。
最近は機能的でおしゃれな育児グッズが増えていて、海外製のカッコいいストローラーを押したり、エルゴで子どもを抱っこしたパパをたくさん見かけます。
ここで問題です。
育児をする男の人の事を何と言うでしょーか?
…答えは、パパ!
見てますかー、二子玉川にお住まいのパパさん方ー?
「イクメン」なんて言葉ができて、育児に積極的な男の人が持ち上げられる今日この頃、某Twitterでひろったこのつぶやきに、わたし、心奪われました。
そう、そうなのよ。
「イクメン」なんて言葉を作らなくったって、「パパ」ってことはつまり、それだけでもう「子どもがいる」ことが分かる特別な呼び名なんです。
パパなんだから、パパとして育児するのは当たり前のことなんですね〜。
んでね。
もういっこ、わたしがグッときた一文を紹介したい。
育児は「手伝う」んじゃない、「父親としてやる」んだよ。
見てますかー、二子玉川にお住まいの父親の方々ー?
「男は仕事、女は育児(と家事)」なんてね、もう古い。
半分自分の責任で生まれた子どもをね、一緒に育てないでどうするんです。
ママが専業だろうが兼業だろうが、パパが育児にかける時間が5分だろうが2時間だろうが、「パパとしてやる」ことに意味がある。
家事の手を離せないママが
「今の間にお風呂入れてくれるー?」
って声をかけて、
「よーし、お風呂入るか~」
って動くのではなく、食後に洗い物をはじめた妻をみて、
「今日はパパとお風呂入ろうぜ!どっちが早くハダカになれるか競争な、よーいどん!」
ってできるパパが必要なんです。
ママとは違う、パパらしい育児を、どんどんやってほしいのです。
自分から。積極的に。
でもね、ママも気をつけてほしい。
子ども過ごす時間が長い分、パパより子どもに詳しいし、育児に関しても習得度が上になるのは当たり前。
だから不慣れなパパにヤキモキするし、育児方法にも「こうしたい、これはNG」っていろいろこだわりがあるだろうけど、パパなりの育児に口をはさんじゃいけない。
寝る前に絵本を読むのが習慣でも、それやったら興奮して寝なくなるの分かってても、ベッドでのプロレスごっこが楽しいなら、それでいいじゃない。
そんなことしたら目が冴えちゃう…って思っても、案外思いっきり体を動かして笑うことで、満足してコテッと寝ることもあるかもしれない。
寝ないかもしれないけど、そこは覚醒させたパパの責任で寝かしつけてもらえば無問題。
ママのやりたい育児方法を押し付けすぎたら、パパだって面白くないし、その時点でパパの育児じゃなくなっちゃうと思うんです。
イクメンだなんだと騒ぎ立てると、そうしないパパたちを責める構図になりがちだけど、しないパパを責める前に、育児したいパパたちのやる気を削いでいないか、ちょっと立ち止まって振り返ってみてほしい。
慣れないながらも一生懸命育児をするパパの、自尊心を傷付けてはいけません。
二子玉川にいるパパたちが育児に参加してないって話じゃないですよ。
いわゆる「 イクメン」がこんなにいるのに、なぜいつまでもイクメンが持ち上げられるのか、育児に関する「夫に対する妻の不満」が普遍的なのはなぜなのか、って考えてみたらこうなった。
夫婦がお互いを尊重しあえる関係であれば、大抵のことはうまくいく。
育児も、そのひとつってことなんだね。
2013年10月24日
二子玉川在住の某大学キャリアカウンセラー(JCDA認定CDA)。あらゆる世代の女性の就労支援がテーマ。二子玉川育ちの家事上手なオットとマイペースで自由人なムスコと3人で二子玉川ライフを満喫中。