寒くなって来ましたね!
日も短くなって、一気に冬ムードが高まって参りました。
これから暫くはどんどん寒くなる一方かと思うと、冷え体質、寒がり族には本当に辛いシーズンです。
自然と温かいものが恋しくなるこの季節、お鍋、コタツ、そして何と言ってもお風呂が最高に気持ち良い!
冬を健康に、そして快適に過ごす為にも充実したバスタイムは大切です。
そんな訳で今日はお風呂についてお話してみたいと思います。
ぬるめのお湯にゆっくり浸ってじっくり汗をかく半身浴が定着する一方、最近はヒートショックプロテインの働きに着目して、少し熱めのお湯に入るという習慣も注目されています。
実際お風呂習慣は人それぞれ、随分違いがあるように思います。
もの凄く拘って、自分なりの入り方を追求している方もいれば、流れ作業の如く、カラダを洗う → お湯に浸かる → おしまい!…と至ってシンプルな方まで。
一年中シャワーですませてしまうという方も結構いらっしゃいますよね。
充実したバスタイムを得られない原因のひとつとして、お風呂に入るのに十分な時間をかけられない、と仰るのをよく耳にします。入るタイミングも結構難しい(>_<)
ご家族が順番に…となると、そんなには時間もかけられない。
食事の後、ゆっくり入ろうと思っても食後の満腹感の中では入りたくないし。
落ち着いて「さて入ろう!」という時には結構な時間になっている…とか。
お仕事で帰りが遅くなる様な方はさらに選択肢が狭まります。
お風呂に入ることを選べば睡眠時間が削られる。
睡眠時間確保を優先する為には「今夜のお風呂はパス!」もありますよね。
どっちを選ぶのがベスト??という質問もよく受けます。
(これは正直かなり答えに悩みますが)
たとえ少し無理してでも、一日の終わりにぽかぽか温まって休むと眠りの質や翌日のコンディションにも違いを感じられると思いますよ。
あとはライフスタイルに合わせて、余裕のある週末だけは時間をかけてお風呂を楽しんで、平日は10分位のバスタイムというのも無理なく続けるコツになります。
血行や新陳代謝を促進させたり、疲れを癒したり、気持ちも切り替えてくれるお風呂。
改めて毎日できることとして見直して、是非元気のもとにしていってください。
最後に冬特有の肌悩み、乾燥が気になる方への入浴法の注意点を。
熱すぎるお湯は保護膜に必要な皮脂を取りすぎる原因になります。
40度以下の温度で入ること、そして出来れば保湿成分を配合した入浴剤を使ってなるべく乾燥させない様にしましょう。
お風呂から上がったら、素早くボディクリームを塗って潤いを逃がさないこともお忘れなく!!
2014年12月3日
美容のお仕事ひと筋、二十数年。トータル・ビューティ・ディレクター、エステティシャンとして婦人科や皮膚科の医師とともに、女性特有の体の周期に合わせたメニュー開発を行うなど、医学や心理学も取り入れながら女性の美と健康を追求し、心と体の両面から女性の年齢に合わせたエステを数多く提案。現在、フリー。『セルフマッサージ・レシピ 〜 あなたの美しさを引き出す究極のエステ』監修。