毎日本当に寒いですね。
2014年、新しい年が始まり早いもので二週間が過ぎました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
年頭にあたり、「今年こそは!」と何か目標はたてられましたか?
あまり力強い決意表明をしてしまうと引っ込みがつかなくなるし、正直、あとが大変。
私は実現出来るかどうかは別として、年の始めにいちばんに思い浮かぶことを、少しだけ意識づけしておくようにしています。
目標というより、何となくその流れにそって、一年を通してやっていけそうな気持ちになれるだけでもいいかなぁ…という程度に留めて。(かなり弱気ですが)
さて、気張り過ぎないそんな感覚の延長で、肌やからだのことにちょっと意識を向けてみるのも、節目を迎えた時の習慣としておすすめします。
年末年始のイベント感がひと段落したところで、これからの一年、自分のからだとどう付き合っていくのかイメージしてみるのです。
そもそも私たちの暮らしは、あらゆる面で四季と深く関わっていて、肌もからだも、もちろん心も季節の影響を大きく受けています。
皆、それぞれに好きな季節、苦手な季節があるように、影響の受け方も違うはず。
苦手な季節には、きっと弱点を感じさせる何かがあるからこそ、そう感じるんだと思いますし、それに合わせたコンディショニングも十人十色、とも言えます。
長いこと生きてきて思うのは、そろそろ己の弱点を知り尽くして、何とか強みに変えたいと願うばかりです。
旬な話になりますが、ソチオリンピックを来月に控え、このところメディアでいろいろなアスリートの方の話題が取り上げられているのを見聞きします。
ベストなパフォーマンスを目指すために、選手の皆さんがいちばん苦労されているのはコンディションの調整ではないかと思います。
実力が同じ位だとすると、結局最後はいかに良い状態をキープできるか、そして本番を迎えられるかが鍵となり、そこで持っている力を発揮できることに繋がっていくのだと感じました。
そして、それはアスリートでなくても同じように思います。
もちろん、アスリートとは目指すものも、からだの使い方も違いますが、ベストコンディションで輝きたい瞬間はきっとあるはずです。
そのためには、まず自分のからだに興味をもって、なるべく客観的に見つめること。
そして、弱点においては出来る範囲の中で、これこそはと思えるケアを見つけていくことが、強みになってくれると思います。
という訳で、ここで軽く自己分析。
一年を通してみるのは大変なので、まずは3ヶ月。
三月の終わり頃までをひと区切りに、カレンダー片手に得意、不得意な時期をチェックしてみましょう。
今から二月下旬位まで続く真冬の季節は、寒さと乾燥が最大のテーマなので、寒がり屋さん、コリやすい人、冬になると風邪をひきやすくなる人、かさかさ肌…、こんな方々にとっては、とても辛い季節です。
代謝を上げることと、保温&保湿を心掛けて乗り切ってください!
こうして季節の変わり目を基に分けて考えてみると、その時期に自分のからだがどんな影響を受けやすいか、より気付きやすくなると思います。
そして調子の良い時はあまり気にせずに、影響を受けやすい時期だけ注意深く肌やからだに向き合うようにしておけば、割合、一年を快適に過ごすことが出来るのではないかと思います。
2014年は始まったばかり、気力、体力を上手にコントロールして、最強の一年になりますように!!
2014年1月20日
美容のお仕事ひと筋、二十数年。トータル・ビューティ・ディレクター、エステティシャンとして婦人科や皮膚科の医師とともに、女性特有の体の周期に合わせたメニュー開発を行うなど、医学や心理学も取り入れながら女性の美と健康を追求し、心と体の両面から女性の年齢に合わせたエステを数多く提案。現在、フリー。『セルフマッサージ・レシピ 〜 あなたの美しさを引き出す究極のエステ』監修。