皆さん、クリスマスの準備はよろしくて?
さて、皆様はクリスマスそのもののことについてお考えになったことはおありでしょうか?
クリスマスはフランス語では「Noël(ノエル)」と言いますが、クリスマスのシーズンや聖歌等をさします。
この Noël は「誕生」を表すラテン語が由来だそうです。
12月25日にイエス・キリストが降誕したのをお祝いするキリスト教の習慣です。
24日のイブからクリスマスという感じがするのは、どうやら「24日日没から次の日扱い」であった昔の教会の暦の解釈に基づくものだからのようです。
そして、仏教徒が多いと言われている日本のクリスマスって一般的にいつ頃から盛んになったのかしら?と考えました。
どうやら噂によると、一般家庭に知られ始めたのは明治時代にさかのぼるようです。
キリシタン文化が日本に入ってきた頃あたりにはどうだったのでしょうかね〜?
タイムスリップして取材したいのですが、長くなりそうなので、中途半端のまま…ねかせておいて…。
今後追求して行きたいと思います。
ところで、ヨーロッパのクリスマスはどうなのかしら?
クリスマスの本番は、12月24日イブか25日からで、1月6日の公現祭(エピファニー)で終わるというところも多いようですね。
プレゼントはなんと、1月6日までお預けの国もあるようです!
日本のお子様諸君は我慢できるかな???
そして!
エピファニーと言うと、なんといっても「ガレット・デ・ロア」!
1月6日に食べるお菓子です。
ああ、語りたいことが尽きないので、「ガレット・デ・ロア」についてもこのままフェードアウト…
次号は「ガレット・デ・ロア」について語ります!
お楽しみに♪
話しは戻りまして、クリスマスには各国で様々な楽しいイベントがございます。
私が秘かに流行らせたいのが、メキシコの民俗的イベント「ポサダ」の時に行われる「ピニャータ割り」!
実は、その昔メキシコ観光局と仕事をした時にこの楽しいポサダとピニャータを知りました。
12月16日から始まります。キリスト誕生前にパパのホセ&ママのマリアが宿(Posada)を求めて巡礼していたことをまねたお祭りだそうです。
ポサダの頃には「ピニャータ(pin'ata)割り」をします。(ちなみにお誕生日の時など、お祝い事の時もやるそうです)
ピニャータは元々は素焼きのツボのような焼き物等にお菓子などを入れて、その素焼きの回りを紙などで装飾したくす玉。
伝統的なピニャータは星型で、それを高いところから吊るして、目隠しをして、ピニャータを割るときの歌を歌いながら、皆で順に棒で叩いて割っていきます。
スイカ割りに近いでしょうか。
割れるとお菓子をみんなで拾ってもらうわけです。
紙製なので割れても素焼きほど危険じゃありません。
逆に割れにくいですが、どこかが破壊されたら「割れた」としましょう。
他にも「ナシミエント(キリスト生誕の様子を再現したお人形セット)」を家の軒先や入口に飾るのも楽しげです。
同じように、クリスマス当日までをワクワクさせるアイテムとしてオススメなのが「アドベントカレンダー」。
サラッと「ナシミエント」や「アドベントカレンダー」と申しましたが、詳しくは来年語ろうかな。
ふふふ。(出し惜しみ)
2013年12月2日