皆様こんにちは!
少々ご無沙汰しておりました・・・(汗)
梅雨の季節となりましたね。
恵みの雨ではありますが、私は少し苦手だったんです。
何となくだるかったり、食欲も落ちがちで・・・ジトジト憂鬱な季節でありました。
今回はそんな私を救ってくれた「朝食」のお話をしたいと思います。
パンケーキにエッグベネディグト、それにフレンチトースト。
巷には流行りの朝食メニューが溢れ、ちょっとした朝食ブームとなっておりますが、私のおすすめ、それは「グラノーラ」です♪
最近では専門店などもできているので「わたしも!」という方も多いかもしれませんね。
アメリカでは約50%の人が朝食に「シリアル」を食べていると言われています。
映画やドラマのシーンなどで、目にすることありますよね?
子供がスプーンで何やら食べているシーンを!
それはオートミールだったり、グラノーラだったり、コーンフレークだったりと色々ですが、これ全て「シリアル」なんです。
シリアルとは、トウモロコシや米、大麦、小麦などを加熱調理してから、薄い破片に成型した物のことを言います。
このうち、トウモロコシを原料にしているのがコーンフレーク。
オーツ麦を原料にしているのがグラノーラやオートミール、ミューズリーと呼ばれる物です。
オーツ麦は商品パッケージに「オートミール」と書かれていることが多いのですが、本来オートミールとは蒸したオーツ麦を圧縮して押しつぶして乾燥させたもので、主に粥状にして食べる物を指します。
そのため、区別するためにオーツ麦(オートミール)を煮て作るお粥をOrtmeal porridge(オートミールポリッジ)と呼んだりします。
グラノーラの語源は「つぶつぶ」という意味のグラニュール(Granule)と穀物を意味するグレイン(Grain)から生まれた造語だと言われています。
きっちりとしたレシピがあるわけではなく、様々な素材の組み合わせができるのも魅力のひとつです!
主材料となるオーツ麦(オートミール)にお好みのナッツやオイル、メープルシロップやはちみつなどの甘味をつけて焼きます。
この「焼く」という工程が他のシリアル類とグラノーラの大きな違いになります。
グラノーラから、オイルと甘味を除いた物がミューズリーと呼ばれる物です。
オートミールをベースに複数の穀物がブレンドされ、ドライフルーツやナッツ等が混ざっています。
最近は大手スーパーなどでもよく見かけるようになりましたね。
ただ、甘味がついていませんので、グラノーラを想像して買うとビックリしちゃうので、ご注意下さい・・・
グラノーラはアメリカ生まれですが、ミューズリーはスイス生まれ。
ただ、どちらも「サナトリウム」と呼ばれる「療養所」で医師が療養食として考案したものなんですよ。
白米とオートミールを比べてみても、食物繊維は約19倍。鉄分は5倍。カルシウムは9倍にもなるんです!!!
そんな体にも嬉しいグラノーラ。
私は3年ほど前から、朝食に食べているのですが、そのおかげか、体の不調も改善され、梅雨の季節も苦手でなくなりました。
今、一番のお気に入りかもしれません♪
私のレシピは、季節や気分で変えていますが、基本となる物はオーツ麦(オートミール)。
ここにスライスアーモンドやアーモンド、ココナッツなどの木の実を2~3種ほど入れ、かぼちゃの種、ひまわりの種などのシード類を加えます。
オイルも、その時々で変えていますが、グレープシードオイルなどを使っています。
甘味はメープルシロップ中心ですが、はちみつでも美味しくできますよ。
本当に混ぜて焼くだけですから簡単です!
朝食だけでなく、おやつにもいいんです♪
普通は牛乳をかけて食べるのでしょうが、私はヨーグルトに甘酒(両方、自家製です♪)を加えた物と合わせていただいています。
この自家製最強トリオのおかげで、今年も元気に夏を迎えられることでしょう!
皆様も「グラノーラ」の朝食、始めてみませんか?
2014年6月23日
二子玉川在住。日本紅茶協会認定ティーインストラクター。駅前のショッピングセンターの地下によく出没。美味しい物はないかとキョロキョロするのが趣味♪自宅で小人数制の「紅茶と料理」の教室を開催。オットとワンコの3人暮らし。